ロードバイクのチューブ交換。タイヤを入れるのに一苦労したが初心者でもできるぞ。

チューブ交換を終えたラレーCRF

チューブ交換を終えたラレーCRF

 ロードバイク・ラレーCRFのチューブ交換をする秋が来た。大げさだが私の一大事。朝起きてから、楽しみにして、いや、少し面倒だと思ったかも。でも、タイヤがあるのだからしようがない諦めて実行、タイヤを信頼して体をロードバイクに預けるのだから、チューブを交換しよう。

 チューブの交換

 このときのために用意したチューブのコンチネンタルRace28に交換をする。

 後ろだけのパンクだが、買ってから一度もチューブを交換していないので、前のチューブも交換をする。

 作業に夢中になって、クイックリリースレバーとタイヤレバーだけは撮ったけれど、途中の他の写真を撮り忘れた。

1.まずは準備

  1. チェーンはフロントをアウター、リヤをローに入れる。 こうしておかないと後輪をスムーズに外せないので忘れずに準備をしよう。
  2. ロードバイクをひっくり返して、サドルとハンドルでフレームを支える。

2.タイヤを外す

  1. クイックリリースレバーを緩める。
  2. ブレーキのクイックレバーを緩めて解放する。これは忘れがち、解放しないとブレーキとタイヤが干渉して外せない。
  3. 前輪は、レバーの反対側のナットを2回くらい緩む方に回す。
  4. 前輪は真上に引き抜く。
  5. 後輪は、ディレーラーを引くようにしてチェーンを外し、車輪を手前に引くように上に引き抜く。
  6. こうして、車輪が、フレームから外れた。

3.古いチューブを外す

  1. バルブのナットを緩めて、バルブを押し込む。
  2. バルブの反対側で、タイヤレバーをタイヤとリムの間に差し込む。
  3. もう一本のタイヤレバーを差し込む。
  4. タイヤレバーが離れるように移動させる。
  5. タイヤの片方がリムから外れるので、チューブを取り出す。

4.新しいチューブを入れる

  1. 新しいチューブのバルブのナットを外し、バルブをリムの穴に差し込む。
  2. チューブに少しだけ空気を入れる。
  3. バルブをリムの外側から押し込んで、タイヤの中にチューブが入るようにする。この作業をしないと、タイヤのビードがバルブの箇所ではまらなかった。
  4. タイヤとリムの間にチューブを滑り込ませる。

5.タイヤをリムにはめる。完了。

  1. バルブのあたりからはめていって、最後は手のひらでタイヤを向こう側に押し出すような気持ちで、エイッと、はめる。簡単に書いているけど、本当はここで四苦八苦。
  2. フレームにホイールに戻し、クイックリリースレバーを締める。
  3. ひっくり返していたロードバイクを元に戻し完成。

 さて、チューブを交換して、3時間ほどだから、タイヤの空気は抜けていないか確かめよう。
 今回は、後ろがパンクしてチューブを交換し、ずっとそのままの前も交換したのだが、残念、前輪は空気が抜けている。もう1回やり直しだ。

 きっと、チューブを入れるときに傷つけたかな。

 チューブ交換やり直し。後輪、前輪、と続けたから3回目、慣れたのか15分くらいで完了。

注意点

 割と簡単であったが、注意点が一つ。

 新しいチューブを入れるときに、まずバルブを押し込んでやらないと、タイヤの中にチューブが入り込まず、タイヤとリムでチューブが挟まれてしまう。

 押し込まないで作業をしたら、バルブのあたりのチューブがリムからはみ出すような感じになって、タイヤがはまらないしチューブも痛みそうで、チューブを入れるところからやり直した。

タイヤをリムの内側に入れ込むのに一苦労

 最後に、タイヤをはめるのに、手こずった。もうちょっとで入りそうなのだが、入らない。このタイヤのビードが入れば終わりなのに。

 ぐいっと力を込めて押し込むが、なかなか入らない。今のタイヤはワイヤーが仕込まれているようで硬くて手も痛くなってくる。

 タイヤの縁の部分は固い素材で、「ビード」と呼ぶ。ビードにはワイヤーとケブラーの2種類がある。私のタイヤはワイヤーのようで、硬く、円形の形を保ち、折りたためない。ケブラーは高強度の繊維のようで、軽量でタイヤを折りたたむことができる。たやすくチューブ交換ができるように、ケブラーのビードにした方が良いかな。

タイヤキーを使ってタイヤを楽に入れる。次はこれを使おう。

 タイヤをリムにはめるのに、何か良い方法はないだろうか。力づくで入れるしかないのだろうか。

調べたら、あった。タイヤキーがあった。

TyreKey how-to demonstration

これは良さそう。

 これもタイヤレバーだが、今までのタイヤレバーとは形が違って、リムにタイヤをはめるためだけの形状をしている。

 YouTubeを見る限り、これさえあれば、憂い無しといったところだろう。でも、また一つ持っていくツールが増えた。

 

  •  (今日の写真データ)
  •  (Nikon Df Ai Nikkor105mm 1:1.8 ;   F2.8 1/800 ISO800)

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