どこか遠くへ行きたいから、ロードバイクを買った。そのときは知識がないから、購入を迷ったけれども、乗り出したらなんとかなるだろうと、見切りを付けて、買うことにした。なんとかなるだるう、と思ったのは、半ばその通り、半ば甘かった。
でも、ロードバイクで楽しみたいから、工夫する、調べる、試すということを繰り返して2年以上たって、そのなかで思うことがある。
ロードバイクを楽しむための、スキルというか心構えみたいなものに気がついた。
- アクシデントに対応できる。
- 日常のメンテナンスが出来る。
- きちんと乗る。
この三つを身につけたら、ロードバイクも楽しい。
今のところ、きちんと乗れていないかもしれない。
これ以外の
- アクシデントに対応できる。
- 日常のメンテナンスが出来る。
の二つは、なんとか出来ているかなと思う。
アクシデントへの対応とメンテナンスは出来るようになった
こう思うまで、失敗もあり、痛い思いをしたこともある。
交通ルールを無視した結果の事故、整備不良による事故、歩行者のすぐ横を猛スピードで走るような良識のないが故の事故は、おきてしまう。これとは別のアクシデントも、残念ながら起きてしまう。その中で、
- パンク
- 怪我
を経験した。
パンクの時の対処
パンクはロードバイクに乗って走っている時ではなく、乗り出す前に気がついたから、慌てずに対処できた。
このとき必要な道具は、
- タイヤレバー
- 空気入れ
- 換えのチューブ
- 忘れてならないのがタイヤゲージ
空気入れは
- 出先でなければフロアー式の空気入れ
- 出先であればC02ボンベとインフレータ
タイヤゲージはタイヤの空気圧を管理するために是非とも必要だ。
なぜなら、空気圧が低すぎるとパンクの危険が増し、逆に高すぎると乗り心地が硬くなってしまうからである。
パンクの対処法は、思っていたより簡単なことを経験した。一度でも練習しておけば、慌てずに出来る。けれども、タイヤレバー、空気入れ、換えのチューブは必要だから、常に携帯しなくてはならない。
常に携帯することがパンクへの対処法である。
痛い思いをした怪我を思いだしながら、経験です。
屋外を、それなりのスピードで走るから、怪我をすることは考えられる。走り回って転んですりむくのと変わりはないかもしれない。それにしても、大きな擦り傷をしたときは痛かった。
調べて作ったルートを走っていたら、急カーブがあり、曲がろうとしてブレーキのレバーを引こうとした。次の瞬間に、路面に大きなグレーチング蓋を見た。
ここでブレーキをかけたら滑るなと思ったので、レバーを引くのをためらった。
当然のようにスピードは落ちない。
だから曲がりきれない。
運の悪いことにそこにコンクリートの塀があり、曲がりきれないから、その塀にぶつかる。
相手はコンクリートの塀。
そして擦り傷。痛かった。
それでどうしたかというと、ボトルケージにセットしていたボトルの水で傷を洗った。バシャバシャと水で洗う。この擦り傷以外の怪我はなく、体も痛くもないので、走り出す。
しばらく走って、もう一度、傷を洗う。そして、携行していた消毒液で消毒。またロードバイクに乗って帰宅。
傷の範囲が広くて、二日くらい経っても、なかなかかさぶたが出来ないので、素直に病院へ行き、その後、傷が順調に治る。短めの1週間くらいで気にならなくなったのを覚えている。
こんな経験があるので、ロードバイクで出かけるときの、怪我対策用の薬などを持つことにしている。
いつも持って出る赤いポーチとマキロン。
赤いポーチに
- 薬のケース
中身は、鎮痛薬のロキソニン
整腸剤のビオフェルミン
小さく切ったガーゼ - 傷をカバーする保護パッド
- オロナインH軟膏
- ピンセット
- テープ
消毒用に、マキロン
そして最も重要な水は、ボトルケージのボトル。汗かきだから、ボトルはかなならず2本持つことにしているから、もしもの時に洗う水も十分にある。
怪我をしない方が良いのだが、怪我もあり得る。
そのときは
まず、水で傷を洗う。
必要なら、消毒をし、傷薬を付けパッドで保護する。
このような怪我対策が出来るように、準備をしている。
傷への対処がその後のロードバイクが楽しくなる
過去の痛い経験から書いてみたけれど、今思い返しても痛かった。痛かったけれど、そのときの対処が良くて傷も早く治った。
準備は大事だから怠らぬようにしたい。それにしても新型コロナウイルスには困ったもので、最近は外出自粛でロードバイクにも乗っていない。早く思い切って走り出したい思いで一杯だ。
- (今日の写真データ)
- (Nikon Df Ai Nikkor105mm 1:1.8 ; F1.8 1/16000 ISO160)
- (Nikon Df Voigtländer58mm 1:1.4 ; F4 1/100 ISO6400)
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