ロードバイクの購入は悩みます。初心者でもわかるように車種を解説するので、ヒントにしてください。

ラレーCRFのシルエット

ラレーCRFのシルエット

自転車にはどんな種類があるのか。

 最近、自転車で、その辺をふらふらした時の写真。シルエットを記録したくて撮っていたら、偶然に近くの小学生かな釣りにきたのだろう、ラレーCRFのすぐ近くに止めて、大慌てで釣りの準備をし始めた。

 この二台の自転車は似ている。でも、やっぱり雰囲気が違う。まあ感じるだけだが

 二台の自転車は、どちらも前と後ろに車輪がある。後ろの車輪と、真ん中あたりにあるペダルがチェーンでつながっている。つながっているからペダルを回すと前に進む。

 こんな自転車なのだが誕生して200年くらいで、今の形になった歴史的な経緯はよくわらかないようだ。

 まあそれは良い。自転車には

  •  極めて実用的な自転車
  •  ロードバイクに代表されるようなスポーツや娯楽のための自転車
  •  競輪用の自転車
  •  トライアスロンとかマウンテンバイクのような競技に特化した自転車

シティーサイクル 極めて実用的な自転車

 実用的な自転車は、自宅から駅に行くための移動手段、買い物、荷物を運んだりする道具で、ママチャリやシティーサイクルと呼ばれている。

 実用本位で、誰にでも乗れる、スカートでも乗れる、頑丈な自転車。例えば

スポーツや娯楽のための自転車

 この中にもいろんな自転車がある。数え上げるときりがなくなる。ラレーCRFはこの中に含まれている。

 ロードバイクと呼ばれるもののほかには、クロスバイク、ミニベロ、ランドナーなどいろいろだ。 この部類の自転車がヨーロッパで発生し、ツールドフランスに代表されるような競技で自転車そのものが発達してきた。

 競技用ということもあって、自転車の形の決まりまであるとおもった。一定の範囲の中で自転車の形が出来上がったようで、ロードバイクの基本を作り出した。 ロードバイクだけではなく、優美な形を追求したり、楽に乗れる、女性でも乗りやすい、折りたたんで持ち運べるといった娯楽的な要素を含む自転車が、枝を伸ばすように発達してきた。

競輪用の自転車

 そのものズバリ、競輪用で、ブレーキがない、変速機能もない。

 タイヤと脚がペダルとチェーンで同化している自転車で、スピードが出てタイヤが速く回転すると脚も同じように回転する。止まるときは脚の回転も止めて車輪の回転を止める。丈夫にできている。

トライアスロンとかマウンテンバイクのような競技に特化した自転車

 マウンテンバイクではディスクブレーキが常識で、前と後ろにはオイル式のサスペンションが装備されることが多い。

トライアスロン用となると、その形は極めて自由、なんの束縛もない。車輪があって乗る人の脚の力を車輪に伝え、自転車と人をスピード出して進む装置のようだ。例えば 

 それぞれの特徴

実用的な自転車は

 重いが頑丈、パンクをしても町の自転車さんで気軽に修理ができる。買い物など荷物の運搬も可能。

ロードバイクなどの自転車は、

 実用的とは言いがたい。荷物は工夫をしないと積めない。

 でも、格好いいものが多く、乗りたいとか、所有欲を満たすものがたくさん存在する。ロードバイクが他と違うのは、競技用という分野もあるから、形などに一定の決まりがあるようである。ロードバイクはスポーツだろうけれど、それだけでは説明ししきれない。スポーツと言い切れない自転車でってある。

 いろんなメーカーがあるし、デザインも工夫されている。いろんなパターンがあり、迷い始めたら、終わりがない。

競輪用の自転車は、

 時速70kmの世界のもので、このまま公道は走れない。(ブレーキを付ければ公道も走れる。)私もそうだがブレーキがあっても乗りこなせないと思う。タイヤが回れば脚もまわるのだ、おっかなくて乗れない。私は一度、道路側に倒れて車にひかれそうになった。

最後にマウンテンバイクとかトライアスロンだが、

 これには定義がないと思う。マウンテンバイクは1970年代に登場し、野っ原や山をかけたり、階段をピョンピョンはねて登ったり、何でもありのアウトドアの道具かな。
トライアスロンは自転車の形の決まりさえもぶち壊し、これからもとんでもない車体が出てくる気がする。ワクワクもする。

なんでロードバイクかな

 こうやって見てくると、ロードバイクってなんなのだと思う。

 移動や買い物はシティサイクルで良いし、スピードを極めるなら競輪用だし、アウトドアで思いっきり活動するならマウンバイクとかトライアスロン用だと思う。

  ロードバイクの良いところはファッションだろうか、それだけでも説明できない。中にはスピード競争とか長距離競技の世界もあるし、長い道を走破するような感動もある、ある程度のスピードが出るから風も感じる。

 何台も持ってコレクターみたいな人もいる、フレームを調達し、整備をしながら、パーツを組み合わせて、自分だけのロードバイクを作って楽しんでいる人もいる。

 奥の深い世界だと、メンテンスやグッズを探しながら調べているうちに感じる。不思議な世界。百人いれば百通りの楽しみ方ができるのがロードバイクだろう。

 私は写真を撮って、喜んでいる。ほんの少し走って、カメラをいじって、ロードバイクを写し込むだけで楽しくなる。

 

  •  (今日の写真データ)
  •  (Nikon Df Voigtländer58mm 1:1.4 ; F5.6 1/640 ISO200)

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