ロードバイクに乗りたいと思ったら、ロードバイクを買うのだが、ところが種類がありすぎるし、高価なものもあれば、10万円を下回るものも、この中から自分に合ったものを探すのは、とんでもなく大変な事だ。
すでにロードバイクを楽しんでいる方は、自分に合った、見ているだけでも幸せな愛車に巡り会えたので、幸運と言えるのかもしれない。
経験を振り返りながら、ロードバイクの種類について初心者の視点で整理してみる。
ロードバイクでどうしたい?って聞かれるけれど。初心者で未経験。
ロードバイクでどうしたいのかって聞かれると思うけれど、小学生のころ、君のやりたいことは何か?と質問され、私など答えることができず、もぞもぞしたものだ。でも、なんとなくだけれど、頭なのか体なのか、どこか隅っこにあるのかもしれない。
それを引き出してあげるのが、教師であり大人の務めなのだが、ロードバイクでも同じで全く経験の無い人に、どんな風に乗りたいの!って聞いても、答えられようか。
私の経験だが、ロードバイクのショップで、色々とみていると、店員さんが
「何かお探しですか。」
「え、はい。」
そして、店員さんは
「で、ご予算は!ご予算がわからないとご提案もできません。」
と。あれれ、ロードバイクはお金だけか、と、思ったりして興ざめ。
別の店に行って、私が
「遠くへゆったりと走りたいのだけれど。」
「そしたら、こちらでどうでしょうか。ロードバイクはスポーツで、余計なものは付けないで。。。。」
と、説明が始まってしまう。
そんなことを聞きたいんじゃないんだなと思っても、小学生みたいな感じだから、うまく説明できないし、初めてのロードバイクだから、、、、よくわからない、と、ひとりでブツブツ状態だった。
未経験の状態で意見の表明などできるわけなく、決めるのはロードバイクを買おうとしている私だから、自分で決めるほか無い。もうそれは、直感かもしれない。
その直感をうまく引き出すのが指導者か教師だろうが、周りに優れたロードバイクの教師などいないのが普通だから、どうしようかなと。
ショップをみてWEBをみて悩んだだけ
まずは、ロードバイクのショップを巡って、実際に見るしかない。
悩んで見るしかない。
手当たり次第にショップを覗いてみるしかない。のぞいてみて、見てみたいロードバイクはないかもしれないが、お店の方と話をするだけでも、今まで知らなかった正解が垣間見えてくるかな。ほんとに乗り始めてもいないのだから、見えるどころではなく、なにかありそうかなと思ったのだった。
こんなことを、私の場合、1年くらいやったかな。1年も、どんなロードバイクにしようとウジウジしてたんだな。
こような中で私が見てまわったショップの中でのおすすめは
スポーツバイクファクトリー草加スズキ
スペシャライズド一押しのお店
購入したロードバイクのフィティングをしてくれる。
実際にショップに行ったときもやってました。若いお客さんで賑わっていた。
たぬき小屋 – 埼玉県川口市の自転車屋
マジーなど一風変わった好みの店
グラベルロードも一時は考えていたので。
レースに参戦でお休みの時もある。
じてんしゃComrin(コムリン)
少し天邪鬼系かな。自宅から近いので。
店主はチームも作ったりして熱心。
東京・北千住の自転車専門店 WINGPAW(ウイングパウ) 北千住店
ここでラレーを買いました。
素っ気なかったけども、ラレーを変える一番近いお店。
ジャイアントストア川越
ラレーCRFの調整をしてもらった店が川口にあって、
そこの店長さんがお父様のお店に移られた。その方、武田さん。
ショップに行ったり、Webで調べて、悩むだけで、比較表を作るまで絞り込めず、相も変わらずあっちこっち。そんなときラレーというブランドを知った。PDFのカタログをダウンロードして穴が空くほど眺めた。
眺めて悩んでいた頃、楽しかったな。いつまでも楽しみたかった。いつまでたってもロドバイクに乗れないのに。
とうとう意を決してショップに行った。そして購入した。
ロードバイクを選んだ基準
こんな風に、基準があって、スペック比べをして、決めたわけではない。そう、直感でしかなかった。これで終わると元も子もないから、ロードバイクを選ぶときの目安みたいもの、気持ちを整理してみよう。
ロードバイクはロードレースのための機材だから、性能から選ぶ。大切な事である。性能は大事なのだが、どこまでその性能を引き出せるだろうか。もっとも、レースに出て好成績をおさめたいと、純粋にスポーツと捉えるならば、性能の面からロードバイクを選ぶべきだろう。そのためには、ツールドフランスで活躍した選手の乗ったロードバイクを探せば良かろう。あるいはそのメーカーのハイグレードのものを選べば良いのだとうと思う。もちろん、選手の能力とか、チームとしてのレース運びもあるだろうが、性能から選んでいくのは意外と簡単かもしれない。
もし私が、スポーツ大好きで体力や運動神経に自信があって、誰よりも速く走りたいのであれば、結論は速く出たと思う。
だが、スポーツとはいえ、人馬一体というように、ロードバイクにも、お前とずっと付き合いたいとの思いがあるだろうから、やっぱり、性能以外のあるものが、まったりと絡んでくる。
性能以外のあるもの、あるものだから、正体がつかめない。そうであっても方向性をつかめないかな。
特長あるロードバイクを3台並べてみる
試しにロードバイクを三台並べてみる。
ウィリエール チェントウノ エアー
スペシャライズドALLEZ E5 ELITE
https://www.specialized-onlinestore.jp/shop/g/g90020-4052/より引用
ラレー CRF
一番上がウィリエール というイタリアンブランド。カーボン製ロードバイク。
二番目がスペシャライズドというアメリカンブランド。これはアルミ製のロードバイク。
一番下がラレーのCRF(カールトンF)クロモリロードバイク。
それぞれ、特長があると思って並べてみた。どれかひとつでも、読んでいただいてる方にとって、これ近いかもなと、見えてきたら願い通りなのだが。
ウィリエールみたいな色っぽいロードバイク
ウィリエールの赤いロードロードバイクは色っぽい、中にはエロい、と、評する人もいて、熟した柿が甘くて柔らかいみたいな感じかなと勝手に思っている。
これも最新のカーボンロードバイクだから、ペダルを踏み込んだら踏み込んだだけ前に行くのだろう。満足のいくロードバイクで過剰なほどと言っても良いくらいのデザイン性が欲しいならば、こんな系統のロードバイクが良いだろうか。
ウィリエールのほかには、コルナゴ、デローザ とかいったブランドがあるので、その中から選ぶと、良いかもと、個人的には思う。
キリキリの性能を表現するロードバイク
二番目は印象としてキリッとしていないだろうか。これはアルミ製。
キリキリ走りそうです。機能を追求してるデザインかなと思う。実際にスペシャライズドというブランドは常に最新技術を盛り込んできてるように思う。
こんなメーカーとして、スコットというスイスを本部とするブランド、フェルトというドイツのブランドがある。
不動の型のクロモリロードバイク
一番下は、ここまでみてくると、古くさい、一時代前といえそうな感じだが、その細身のフレームとサドルしたとハンドルを結ぶパイプ、これをトップチューブというのだが、水平となっている。
この感じがクラシックで、不動の型みたいではないかな。これが素敵かなと思う人もいる。私もそのひとり。この姿に惚れてしまってついに買ってしまった。
ほかには、先にあげたコルナゴにもクロモリはあるし、GIOSといったメーカーもある。アルミ製の前のロードレースの主役であったし、スチールという作るのに扱いやすい素材だから、他にもいっぱいあって、それはそれで一層選択肢が増えて困ることになるかもしれないが。
三種の型のまとめ
勝手な個人的な解釈で、ロードバイク選びで悩んでいた頃を思い出し、ロードレースで発展したロードバイクを三種類に分けてみた。
- 色っぽい
- キリキリ素早く走る
- クラシックな不動の型
と、三つにわけてみた。
その具体的な例として
艶々のウィリエールチェントウノ エアー
http://www.wilier.jp/road/cento1air.php
キリキリ走りそうなスペシャライズドALLEZ E5 ELITE
https://www.specialized-onlinestore.jp/shop/g/g90020-4052/
クラシックなラレーCRF
http://www.raleigh.jp/crf.html
と、3台をあげてみた。
私の愛車は、クラシックなラレーCRF。
(今日の写真データ)
(Nikon Df Voigtländer58mm 1:1.4 ; F5.6 1/160 ISO100)
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