アクシデント
写真は、先週の休日に乗って出たときのもので、走る前の点検でパンクがわかり、様子を見るため、空気をいれた。いつもの空気圧である。
お昼頃に空気を入れ、明るいうちは大丈夫のようであったが、その日の夜にタイヤをみたら、空気が抜けていた。いわゆるスローパンクらしい。まずは交換するチューブを選ぼう。
パンクの種類
ロードバイクのパンクには
- リム打ちパンク
- 異物によるパンク
- スローパンク
の三種類がある。
パンクに遭遇せずにロードバイクに乗りたいものだが、そうはいかない。パンクをしたらチューブを取り出して穴を補修するか、チューブをまるごと取り替えることとなる。面倒だな、と、おもう。でも、ロードバイクで走る楽しさは、その面倒さを、遙かに超える。
写真で写し撮った古い民家の門にも出会える。このような瞬間に出会えるチャンスが一気に増えるのがロードバイクに乗って出る恩恵でもある。
さてそれぞれのパンクについて大まかなインデックスを作ろう。
リム打ちパンク
リム打ちパンクはロードバイク乗りとしては、最も避けたいパンク。道路の段差を乗り上げるとき、タイヤがリムにあてられてチューブに穴が空くパンク。空気圧の管理と、走る時の注意で避けることができるパンクだから、このパンクはロードバイク乗りとしては、いささか注意力散漫かと思う。自慢ではないがこの種のパンクは2年くらい乗っているが一回もない。
異物によるパンク
タイヤにガラス、金属片、まれに小石がタイヤに刺さり、傷がチューブにまで達するとパンクとなる。タイヤに刺さっているだけではパンクしない。だから、タイヤが異物に対して抵抗力があればチューブに影響しないから、タイヤを強靱にすれば良い。あるいは、異物のある道を走らなければパンクはしない。
スローパンク
チューブの経年劣化によって空気がゆっくりと抜けていくパンク。これは予防方法がない。空気が抜けたら、チューブの交換しかない。でも、いつ起こるかはわからない。私の場合は二年乗ってのパンクだった。空気を入れるタイヤであれば、いたしかたない。諦めてチューブの交換をするのみだ。
パンクの予防
タイヤを持つロードバイクに乗っている限り、パンクは避けられない。それでも、パンクを避ける予防法はある。私は、以下の三つだと考える。
- 空気圧の管理
- タイヤの耐タイパンク性能を上げる
- 走るところを選ぶ
- 段差を乗り越えるときの乗車姿勢
空気圧の管理
タイヤの空気圧を上げて、リム打ちパンクを防ぐ。タイヤには最高空気圧が指定されているので、これを上限にして空気圧は高くする。するとタイヤの変形は少なくなるから、チューブがリムに当たってのパンクが防げる。
けれど、空気圧を上げると路面の衝撃が手に響く、空気圧を下げるとパンクのリスクが高まる。悩ましい。これはでも、自分で決めるしかない。
柔らかく乗りたい私は、空気圧は低め、前輪を5.8bar、後輪6barで乗っているけれど、そうではなく、かっちりとした乗り心地でスピードを出すのであれば、やっぱり7barくらいの空気圧になるかと思う。
タイヤの耐パンク性能を上げる
異物がチューブまで及ぶのを防ぐために、タイヤの構造が異物が突き抜けないような工夫をしたタイヤを選ぶ。異物突き抜けを防ぐための、ゴム以外の膜を挟み込むのが通例だし、タイヤのゴム自体も厚くしてある。
そうすると、重くなる。重くなるのが欠点だ。
それでもこんなタイヤを選ぶこともあり得る。日本一周をしたりとか、砂利道などを走りたいときであろうが、こうなると、ロードバイクのスタイルも変わってくる、ランドナーとかグラベルロードなんていう選択になるかなと思う。
というわけで、今回は、ここの記述は避けることとする。それでも、なるべくパンクの可能性を下げる工夫のタイヤを選ぶのが、ロードバイクにとっての選択肢かと思う。
走るところを選ぶ
荒れた道路は走らずに、整備された道を選んで走る。これはかなり難しい。せめて、異物が多いと思われる道路の左端や歩道を走らずに、道路の白線の右側を走る。左端には側溝があり道路の水が集まるから、当然異物も流されてくる。また、グレーチングもある。危険なゾーンは避けて走る。
段差を乗り越えるときの乗車姿勢
段差を乗り越えるときに、タイヤにだけに力がかからないようにすれば、タイヤの変形が小さくなる。
この理由で、段差の前では、必ずサドルからお尻を上げて、腕と膝がバネになるように意識して、段差を乗り越えると、リム打ちパンクのリスクはかなり低くなると思うので、普段から、意識して乗るようにしている。
私が選んだチューブ
このように考えてくると、空気圧の管理と乗り方が肝要で、チューブはあまり気にしなくても良い。定評のあるブランドの、品質のしっかりしてるチューブを選べばよい、と、結論した。
定評のあるメーカーで、お得なものを選べば良い。
選んだのはコンチネンタルのRACE28。これです。
Amazonで5本セットを見つけたので、早速注文した。
注意することはフレンチバルブの長さと、タイヤの幅。ラレーCRFのタイヤ幅は25なので、これに適合するチューブを選ぶ。
後はリムの高さ。調べるとラレーCRFのARAYAのリム高は23mm。
バルブの長さが42mmのものを選んだ。リムがカーボンの場合はリムの高さが大きくなるので注意が必要である。
あとは、休日に、ラレーCRFのタイヤを外して、タイヤレバーを使ってと作業をすれば良い。
けれど、まだしていない。
これから時間を見つけてチューブの交換をする。面倒くさいがロードバイクを楽しむ、これだけです。
- (今日の写真データ)
- (Nikon Df Voigtländer58mm 1:1.4 ; F5.6 1/800 ISO800)
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