初心者でもロードバイクに乗ってるとホイールというものが気になってくる。

伊興氷川神社境内のラレーCRF

伊興氷川神社境内のラレーCRF

 ロードバイクに乗ってると、パーツや周辺のものを揃えたいとの欲がわいてきて、外に出て格好いいローディーを見ちゃうと、そのバイクまで気になって、関連のブログを見ると、最新のロードバイクも良いなあ、と、こんな感じになる。その中でホイールのスポークに目がいくときがある。

ホイールとは

 さて、これからが問題で、そのあたりを調べていくと、完組ホイールとか手組ホイールとか、初心者にはよくわからない言葉が出てくる。

 ホイール(wheel)とは車輪のこと。車輪って言えば良いのに。だがしかし、英語圏でのwheelは日本語で言う車輪とは違って、回転するとか、ハンドルとか向きを変えるとかの意味もあるようで、ホイールはホイールというしか無いようだ。まあ、こんなことはどうでも良い。

 ”ものを前に進めるために回転するもの” が、ホイール(wheel)。ロードバイクも進むものだからその中心はホイール。

そのホイールは

  1.  ハブ
  2.  スポーク
  3.  リム
  4.  タイヤ

で構成される。

 これらの部品をくみ上げるとホイールが完成する。

 

完組ホイール 手組ホイール

 

 このホイールを組む作業を手で行うのが手組で、出来たものを手組みホイールという。

 ロードバイクは部品の集まりで、ホイールもまた部品の集まり、このようにロードバイクは組み上げるものというのが一般的で、2000年頃まで、ホイールは

  1.  ハブ
  2.  スポーク
  3.  リム
  4.  タイヤ

のそれぞれを準備して、組み上げていた。

 2000年を過ぎた頃から、ハブとスポークとリムを工場出荷時に組み上げてあるものがあらわれる。これを完組ホイールという。

 完組ホイールは、細かいところまで無駄を省いて合理的な形となるように設計をするから、軽量になるし、目指すべき強度とか柔らかさを追求できるし、デザイン性も盛り込める。

 そしてこんな形のホイールができるのだね。

 
 漢字で車輪というとこんな形にはならない。

 やっぱりこんな形になるのは当然なのかもしれない。性能は優れているのだろうが。
 
 どちらがぐっときたかといえば、三本重ねのデザインのカンパニョーロのゾンダかな。やっぱり。
 
 このゾンダというホイールは、まず最初にホイールを変えるとしたらこれ!という、誰もが勧めるホイールらしい。
 

ラレーCRFのホイールとゾンダのホイール

 

ラレーCRFのリムは新家工業のAR-713

自転車 | 新家工業株式会社 ARAYA
新家工業株式会社の自転車の製品情報ページです。進取の材料工学とアラヤのロールフォーミング技術が世紀を跨いで進化を続けています。

このリムを使ったホイールは

  •  リムの重量 1本495g。前後で990g(アラヤのホームページによる) 
  •  ハブはシマノの105グレード、前後計 約550g。
  •  スポーク 1本4.5g × 前後計64本 で 288g
  •  スポークを支持するニップルやリムの内側に貼るリムテープで80gくらいだろう

 ラレーCRFのリム AR-713        重さの合計 1,908g

 ゾンダは前後で 1,540g

 
 重さは格段に軽くなるわけではない。それでも、どのブログなどを見ても、換えたら実感できる、劇的に変わるとのこと。これは換えるしかないかもしれない。
 
 それより、デザインが三本が束ねられている姿が、素敵では無いか。少ないけれど軽くなる、そして、見た目が良くなる。
 
 またしても形から考えてしまっているけれども、ゾンダにしたいな。いつになるやら。
 
 
  •  (今日の写真データ)
  •  (Nikon Df Ai Nikkor105mm 1:1.8 ;   F4 1/125 ISO200)

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