ロードバイクの遠足で撮った楠の写真をRAW現像しながらチェルノブイリを思った。

欅の下のラレーCRF

欅の下のラレーCRF

 先週のロードバイクの遠足で撮った楠とラレーCRF。大きい楠で、樹齢は何年だろうか、少なくとも私より長生きだろうから、年齢の倍かな。

 だとすると112年か。いい加減な推定であるから、真偽は不明。

 ずっと前から、私が生まれる前からたっていて、私が構えたカメラによって写真となり、不思議といえば不思議だし、特に騒ぎ立てることでもない。少なくとも歴史が存在し、ひょっとしたら切り倒されたかもしれない欅、と、RAW現像しながら思った。

歴史を捉えた写真集、『世界を変えた100日 写真がとらえた歴史の瞬間』

を開いてみた。見入ってしまった。

  • 1854年10月25日 クリミア戦争
  • 1863年7月3日 南北戦争
  • 1865年4月14日 リンカーン大統領暗殺
  • 1903年12月17日 ライト兄弟の初飛行
  • 1941年12月7日 真珠湾攻撃
  • 1997年8月31日 ダイアナ元皇太子妃の死

等の報道写真である。

 報道写真なので悲劇が多い。でもそのとき世界は変わったというのが主旨のようだ。その中でも、1986年4月26日 チェルノブイリ原発事故 P264・265のページに見入る。

 このページの写真は1986年のチェルノブイリ原発事故から、20年後の、2006年1月に撮られた9歳の娘と父親の肖像である。汚染の現状を捉えた写真だ。

 しばらく見つづけて考えたり感じたり。

 九州では大災害、新型コロナウイルスは落ち着かず。どちらも人の欲望がおさまらず、エネルギーを使いすぎた結果としての球温暖化による異常気象、そのエネルギーを使いやすく集まったが故の感染による禍いだと思うから、私は何ができるだろうかと。

 毎日の飲み物はマイボトルで持参し、余計なゴミは出さない。ほんのちょっとしたことけれど、欠かさないようにしよう。

  •  (今日の写真データ)
  •  (Nikon Df Ai Nikkor35mm 1:2 ; F8.0 1/1000 ISO200)

コメント

タイトルとURLをコピーしました