ロードバイクの楽しさは目的地に向かうだけではなく、ルート選びだ
地図を何の当てもなく見てるときもあり、何かないかなあと淡い目的があるとき、ここにいくためにはどうしたら行けるにだろうかと想像するとき、今いる地点がここだとして、目標にたどり着く方角と道筋を決めるために利用する、いろんな地図の見方がある。
そんなのGoogleマップをタップすれば何でもわかるさ!との声も聞こえてきそうだが、ゴールへたどり着くその道筋も楽しみたいロードバイクの旅では、地図の使い方も遊びなのだ。
地図には、2万5千部の1の地形図、ツーリングマップル、地図帳、分県地図などいっぱいある。さらにグーグルマップに代表されるPCでみる地図、スマホのアプリでみる地図、携帯GPSもあるし、スマートウォッチで地図なんてのもある。
ロードバイクで走るときは目的地に向かうだけではなく、どのルートを走り、その距離とか高低差とか、走るときの道筋の状態を知りたいのだ。誰よりも早くではなくて、遠足みたいに楽しみながら走りたいと思っているから、地図などという話になる。
そのために地図をどう使ったら良いのか。あるいは単純にあらかじめ走るコースを決めておきたいけど、どうすれば良いだろうか。
使っていた地図は
順番に記すと
1 Googleマップ。
2 国土地理院発行の2万5千分の1の地形図
3 2万5千分の1の地形図をノリで貼り合わせた1m四方のお手製地図
(このときTrailNoteというのを使った。ただしこれはMAC版。)
(Windowsではカシミール3Dというのがあるらしい。)
結局のところ、Ride with GPSを使うこととなった。
地図は全くなしではない、iPhoneが壊れて修理が済むまでは地形図を使い、ゆっくりともっと広範囲に考えるときはやっぱりまだ広げている。
Ride with GPSはGPSを利用したルートの作成と記録や分析のためのツールで、PC用と、iPhpne用のアプリがある。Android版もあったはず。
Ride with GPSはもともと英語版のみであったが、最近になって日本語表記となって使いやすくなり重宝している。
Ride with GPSはルート作成が楽しい
Googleマップは目的地をサクッと検索してタップすればルートが一瞬に出来上がる。複数のルートの候補は出てくるが、細かいところまで調整するのは苦手。目的地へ行くだけならばこれで十分。
けれども、目的地よりもっと大事にしているのがルートで、この暑い夏に木影のルートはあるだろうかと、ないかなやっぱりとか、探しながらルートの作成をしたい。
地図でももちろん良いのだが、木影となると確かめようもない。
今回、Ride with GPSでつくったルートを貼り付けたものがこれだ。
その木影だが、右上のRide with GPSのロゴの下にプルダウンの窓があるけれど、そこをいじると
Map Terrain Satellite・・・・ と出てくると思う。
MapはGoogleマップ、Terrianはこれに地形のレイヤーをかぶせたもの、SatelliteがGoogleマップの航空写真のこと。
ルートの作成はスタート地点をクリックしたら、その調子で通過点をクリックしていくだけ、UNDOもできる。
Satelliteで航空写真を見れば樹木もわかる。
ここどうかなと思っていろいろ迷うときはストリートビューまで利用できる。
マップのほかに、OSMの地図だったり、サイクリング用の地図だったり、切り替えながらあれこれとルートを作れる。マップはGoogleマップなのでレストランが出てきたり、名所が出てきたり、コンビニはもちろん表記される。
すると、あ!ここで休憩しようとか、まてよ、ここを曲がったらもっと楽しいかもとか、サイクリングに行く前から楽しめる。
楽しいに尽きる。これだけなんだけど。
もっと正確で良いものもあるかもしれないけれど、例えば高価なガーミンとか。
あっちこっちと楽しみながらルートを探せるのがRide with GPS。
貼り付けてある下段の断面図みたいなものにポインターを乗せると、ルートと連動するので、その地点スタート地点からの位置と距離もわかる。
サイクリングのあとに走ったコースも記録できるから、あとで見返すこともできる。グラフの縦軸をケイデンスにし横軸を時間にすれば、どこで休憩したかもあとでわかる。
サイクリングのあとも楽しめるのも、魅力の一つだ。
そしてサイクルコンピュータとの連携もできるので、さらに重宝している。もちろんRide with GPSのiPhoneアプリだけでも可能だと思った(ごめんなさいこれは試していない)。
こんなに楽しいものがあるなんて、デジタルも良いかもなと思ったりしている。
でもでも紙の地図とコンパスは捨てられない。なんと頑固なことだろうかと、思うのであるが。
- (今日の写真データ)
- (Nikon Df Voigtländer58mm 1:1.4 ; F4 1/60 ISO100)
コメント