ロードバイク初心者は片面SPDペダルとビンディングシューズで楽しみながらペダル回しを訓練するのが良い。

ラレーCRFの片面SPD・片面フラットペダル

ラレーCRFの片面SPD・片面フラットペダル

 ロードバイクで走りたいと思ったとき、乗り始めて間もないころも、判らないことが多いから、いろいろと調べる。すると、判を押したようにビンディングシューズとSPDペダルを推奨している。倒れたら痛いし怪我もする。それでもビンディンシューズ推奨は正しいのか、違うのか。私の結論は片面SPD・片面フラットペダル。

ビンディングシューズとは

 ビンディングシューズとSPDペダルはセットのもの。ビンディングシューズはロードバイク用のシューズ。SPDペダルはこのビンディングシューズを固定する金具を持ったペダル。ビンディングシューズ裏面のつま先付近にある”クリート”という金具と、SPDペダルがかみ合って、シューズとペダルが固定される。よくビンディングシューズと言うときは、ペダルとシューズとクリートの三つを一まとめにしている。

 足とロードバイクが固定されるから、ロードバイクが倒れると乗っている人も倒れる。道路に倒れるわけだから痛い、怪我もする。にもかかわらずビンディングシューズが勧められている。
 よく言われるのは引き足でも、ペダルを回せるから効率よく、ロングライドでも疲れないう。

ビンディングシューズの種類

 ところでシューズとペダルの固定には、以下の3種類がある。

1 ビンディングシューズ
  クリート
  SPDペダルまたはSPDーSLペダル

2 ビンディングシューズ
  スピードプレイのクリート
  スピードプレイのペダル

3 トゥクリップ

更に1のSPDペダルとビンディングシューズのクリートには
 2つ穴
 3つ穴
で固定するもがある。
2つ穴固定のクリートには
 シングルモード
 マルチモード
の2種類がある。

ビンディングシューズの種類 まとめの表

これらを表にまとめると以下のようになる。

    シューズ クリート ペダル メーカー
a 2つ穴のビンディング
シューズ
2つ穴 シングルモード SPDペダル

シマノ
ルック
etc

b マルチモード
c 3つ穴のビンディング
シューズ
3つ穴 SPD-SLペダル

2

ビンディングシューズ スピードプレイのクリート、ペダル スピードプレイ

3

シューズ 何でも良い トゥクリップとペダル 三ヶ島製作所

 単純にビンディングシューズといっても5種類もあるわけだ。

私の使っているSPDペダルとクリート

 私は1-aの2つ穴のビンディングシューズにシングルのクリートでSPDペダルに固定している。このときペダルは表面がSPDペダル、裏面がフラットペダル(普通のペダル)としている。写真のペダルだ。これを使っている。

クリートには二種類ある シングルモードとマルチモード

 
 クリートには二種類ある。シングルモードとマルチモード。
シングルモード
 シングルモードは片方向にひねった時に外せる。

マルチモード
 マルチモードは縦方向にひねったときにも外せる。これ。

ロードバイクの一般的なビンディングシューズ

ロードバイクの世界で、ビンディングシューズというときは、1-cのビンディングシューズに3つ穴のクリートを付けたSPDーSLペダルのことを指す。よく見かけるロードバイクはこのパターンがほとんどと思われる。 

スピードプレイのクリート

 これは最近のもののようで、スピードプレイが提供し日本ではインターテック社が販売している。

 SPDやSPDーSLペダルとは違って、シューズ側に丸い固定金物をつけ、ペダル側をかみ込んで固定する。その機構も小さい。調べると着脱は容易のようである。ペダルにプラットフォーマーというオプションを付けると一時的にフラットペダルにるようだ。

トゥクリップ

 トークリップはペダルの先に付けるクリップで、固定というよりペダルからシューズの上を滑らないようにする。つま先を包むクリップみたいなもの。

 

ビンディングシューズの意味

 ロードバイクに乗るなら、ビンディングシューズと言われる。シューズをペダルに固定する。ロードバイクが停まったときに、シューズが固定されたままだと、足が地面につかずロードバイクを支えることができなくて、転倒する。痛い。私は何度も経験した。
 それでも何故ビンディングシューズを使えというのか。引き足が使えるから、ペダルを踏む見込むときだけでは無く引き上げる時もペダルに力を伝えるから、という。
 また、このことによってロングライドで疲れない。確かに、その通りだと思う。
 ビンディングシューズが咄嗟に外れないことが問題。特に街中で、急ブレーキをかけて、急停止をしようとし、足を地面に下ろそうとするが、シューズがペダルに固定されているから、そのまま転倒する。経験済み。
 長距離では疲れにくく、スムーズにペダルを回せる。リズミカルに気持ちよく回せる。軽快な気分になる。
 引き足の力を利用できるのに加えて、ペダルとシューズの位置が一定しているから、ペダルを回すフォームも崩れないからだと思う。特に疲れてくると乗車の姿勢がいい加減になる。こんな時にビンディングシューズを履いていると、疲れる前のペダルの動きができる。初心者ならばなおのこと、ビンディングシューズの恩恵にあずかってるはずだ。
 急停止の時はどうする。慌てるから、外れない。
 ならば、急停止の危険が予想される場所では、シューズを固定しなければ良い。簡単な話だと思う。
 だから、片面がSPDペダルでも、その裏面が通常のフラットペダルなら、急停止がありそうなところでは、フラットペダルにシューズを乗せれば良い。ただこれだけだと思う。
 信号も無く、先まで見通せるところでビンディングシューズでロードバイクを楽しんだら良いではないか。

だから片面SPDペダルで楽しんでいる

 クリートでシューズがペダルに固定されると、ペダル回しが一定にできるので乗車姿勢の訓練にもなる。周辺をよく見てビンディングシューズでロードバイクを楽しむことにしている。
 だから初心者の私は、片面SPDペダルとビンディングシューズで楽しむことにしている。
 
  •  (今日の写真データ)
  •  (Nikon Df Ai Micro-Nikkor105mm 1:2.8 ;   F4.0 1/160 ISO400)

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