3つ目のボトルケージを後付けのダボに取り付ける。ロードバイクは工夫して便利になる。これが楽しい。

ラレーCRFのツールボトル

ラレーCRFのツールボトル

 ロードバイクに乗りたくなったのは、長距離を走りたい、ロードバイクそのものにも、道具として迫ってくるものを感じたからである。その反面、足りない機能もある。その足りないところを工夫で何とかしよう。そんな前向きの姿勢で探すと、発見できる小物が大変に面白い。その中の1つ、ダボ穴を増設するための小物を使って、3個目のボトルケージをラレーCRFに取り付けた。

3つ目のボトルケージ

 通常、ロードバイクにはボトルケージ用のダボ穴は2つしかない。何とか3つ目のボトルケージをと思った。夏場は2つのボトルケージは2つともに水になってしまう。3つ目があったら便利だろうなと思う。

3つ目のボトルケージとツールボトル

3つ目のボトルケージとツールボトル

 少しでも荷物をつみたくて、3つ目のボトルケージを利用してツール類をまとめて収納している。

 ツールボトルというケースを3つ目のボトルケージに入れている。

 ロードバイクで走っていった先で、トラブルに見舞われたときに使うかもしれないツールを入れている。非常時のための備えのツールだ。使わないかもしれない。持って出なかったら、何も起こらないように、と、ビクビクしてしまって落ち着かないし楽しめない。

 普段は使わないツールだから、どこにしまってあっても困らない。

 フロントバッグはカメラや補給食。サドル後ろのビンドルバッグに乗せたスタッフバッグには、着替え、お茶用のセット、弁当と決まっていて、ツールはどこへと考えていたら、3つ目のボトルケージを取り付ける方法があって飛びついたわけである。

3つ目のボトルケージを取り付ける方法とは

その方法とは

 増設用のダボというのがあった。増設なんてできるのかと思ったが、できるんだな。犬も歩けば棒にあたる、みたいな感覚で見つけたロードバイク用の備品。ELITE(エリート)VIPという小物。これだ。

 
商品が到着して開封し取り出した。
 
 
 フレームにバンドを巻き付けてダボを増やす小物だ。
 赤色のマイナスネジのところに、バンドを差し込んで、赤色のネジを回してバンドを送ってフレームに巻き付けて固定する。
 
 

 写真の上がバンドを差し込んだだけ、下は赤色のネジを回してバンドを少し送ったところ。フレームにしっかりと固定できるまで、ネジをまわす。
 すると、ボトルケージ用のダボが増設できる。

できたらいいなを探すのもロードバイクの楽しさ

 なぜ、バッグに入れずに、3つ目のボトルケージをわざわざ増設してまで、ツールを収納しようとしたかというと、たまにバッグに入れたつもりのツールが入っていないことがある。

 普段は使わないのだから困りはしない。でもトラブルが起こってしまった時にないと、立ち往生する、かもしれない。忘れたらいけない。

 忘れることもある。バッグを持っていかないこともある。

 常にロードバイクに備えるにはどうしたら良いのだろうと考えた。ボトルケージにツールボトルを入れていたら、忘れようがない。

 けれども、水のボトルは2本欲しい。3つ目のボトルケージを増やそうと思った。

 今のところ、増設の部分だけれど不具合はない。
 ロードバイクで走るときはツールが常にある。
 ああなったらどうしよう、ないと困るな、と、小心者の私には、とても良い工夫ができたと思う。

 日頃のああできたらいいなと、何かないかなと探しまわると見つかるロードバイクの小物。探すときも楽しく、取り付けるのも楽しい。自分なりに成長させていけるロードバイクは楽しいものである。

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